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「日本で一番ゆる~いマーケティング × 心の仕組み」管理人のブログ

砂漠で喉が渇いている人に

 

見ず知らずの、縁もゆかりもない人。

義理もなければ義務もないその人に、貴重な自分の時間とエネルギーを使う意味が果たしてあるのか?

 

道に迷い困っている人。

助けることはできないし、そんなのおこがましい。

目の前にはやるべきことがたくさんあって、その人にかまっている時間はない。そしてその必要すら全くないし、何の利益にもならない相手。

 

無駄なことをしている、と誰もが思うだろうな・・・私もそう思う。

 

「何やってんの?」
「こんなことしてる暇ないよね?」
「何の得にもならないでしょ?」

と、頭の声が聞こえ、途中で何度も手が止まった。

 

コスパ的にも最近よく言われるタイパ(タイムパフォーマンス)的にも全くの無駄であり、ビジネスとしては「正しくない」ことかもしれない。

 

 

でも、砂漠で喉が渇いてふらふらになっている人に、

「あっちに行けば泉がありますよ」

と伝えるために、少しの間、手をとめて自分の時間を割き、迷わず辿り着けるように地図を書いて渡す……たとえ何の利益にならなくても。

 

だって私、泉の場所、知ってるんだもの。
そして喉が渇いて歩けない苦しさも、誰に相談していいかわからない孤独も。

 

分かち合うことの方が、私には大事なんだな……これからもそういう人で在りたい。

 

迷ってブレブレになりながらも、そんなことを思った日。