「競合」 ≠ 敵
「競合」についての記事が続きます。
なんでこんなに「競合」の話を書いているのかというと、
「競合」がわかれば「自分」がわかるから
「競合」がわかれば「相手(お客様、クライアント)」がわかるから
逆に言うと、
「競合」が誰なのかわからないということは、「自分」がわからない、
そして、自分を選んでくれる「相手」もわからない、
ということになります。
そして、「競合」とは敵ではないよね、というお話です。
↑ かわいいから入れてしまった、ただそれだけ・・・
人が何かを選んだり決めたりするときに、
どこに基準があるのか、どこで判断するのかというと、
◎思考(論理的に判断)
◎感情(好き嫌いで判断)
◎感覚(直感とかなんとなく、で判断)
に、分かれます。
◎思考の場合
頭で論理的に考えて、
「損か得か」「コスパがいいから」「安全性などの数値が高い方」なんかで判断するとき。
決めた理由を論理的に説明できます。
◎感情の場合
単純に「だって好きだから」「ワクワクするから」という理由で判断するとき。損得なんていっさい関係なし、損してもいいの、だって好きだから。
◎感覚の場合
損得勘定でもなく、特に好き嫌いもない、ただなんとなくいいような気がする…なんかわかんないけど妙に惹かれる…謎に気になる…という、「なんか」「妙に」「謎に」「直感!」で決めるときが、これにあたります。
この「なんか…」「直感で!」というやつは、その筋の方々(心理関係)にはお馴染みの、
「潜在意識」が選んでる状態ですね。
この「感覚」「なんかわかんないけど」で選ぶ
というのが、これからはすごく重要になり、またそんな人が増えていきます。
(なぜ増えていくのかは、後日に)
そして、この「感覚」の部分が自分と合わないと、
「すごく納得できるし共感するし、この人のこと好きだし応援もしたい。でも、なんだかなぁ…ちょっと…違うんだよなあ…」
と、選ぶのに躊躇することになります。
↓ こちらでも書いたように、
「専門性」がある程度確立されていると、もうその部分では違いがわからないので、
「パーソナリティ」の違いで選んだり決定することになります。
相手(お客様、クライアント)は、その「パーソナリティ」が合うかどうかを(無意識に)見ているんですね。
「パーソナリティ」が合う、というのは、
その人のことを好きかどうか、共感できるか、という「感情」レベルだけでなく、
「感覚」レベルでも合う、ということなんです。
それが、雰囲気とかエネルギーの感じとか空気感という言語化できないところ、
私はまとめて「ノリ」と表現してしまうんですけど、その部分です。
前回の記事 で紹介した、明るいパワフル系のコンサルタントさん。
価値観が私と似ているし使っているツールも同じ。ブログから透けて見える人柄も素敵、そして創りたい世界も私と同じ。
創りたい世界が同じということは、旅の目的地(ゴール)が同じということ。
まるで、同じゴールを目指して一緒に旅をする仲間、みたいなイメージです。
コンサルタントの仕事は、旅の途中で出逢ったクライアントさんに、クライアントさん自身の目的地にスムーズに行けるようサポートをするものですよね。
もしも出逢った相手が、「ちょっとノリが合わないな・・・」と思ったら、別の仲間と引き合わせてあげればいいし、
また旅に疲れたり休みたくなったときは、仲間に頼ったり託してもいい。
人生は冒険の旅みたいなもの。
ひとり旅だけど、時折そうやって仲間と一緒に進んでもいいし、遊んだり助け合ったりして目的地まで行けたら、とっても楽しそう。
前回紹介した彼女のコンサルだとちょっと気後れしてしまいそう、もう少し柔らかくてふんわりした感じがいいなという人は、「私」のところへ来ればいいし、
「私」では物足りない、もっと現実的に数値を出して具体的な行動レベルまで示してほしいという人には、自信を持って彼女をお勧めしたい!!!
ということで、結論は、
競合 = 同じゴール(夢)を目指す、ノリの違う仲間
ですねっ!
またもや、定義付けをしてしまった…