人が何かを判断するとき、その基準となるものには、4つのレベル(思考・感情・魂・アイデンティティ)があります。
まずは、こちらの記事をどうぞ。↓↓↓
「決める!」4つのレベル(思考・感情編) | 椎原崇オフィシャルブログ Powered by Ameba
「決める!」4つのレベル(魂・アイデンティティ編) | 椎原崇オフィシャルブログ Powered by Ameba
↑ これらの記事が書かれたのは、2017年。
当時の私は、「ビリーフリセット・リーダーズ講座」 (旧・ビリーフリセットカウンセリング講座)で、心の仕組みを学んでいる真っ最中で、
人間の身体には、[頭][胸/ハート][肚/ハラ]の3つのセンサーがあり、それぞれに考えたり、感じたり望んでいることが違う、というのをまさに体感していました。
なので椎原さんのこれらの記事についても、「うんうん。」と、凄く納得しながら読んでいたのを記憶しています。
◎頭(思考レベル)
正しいか正しくないか、効率的か、生産的か、損得などで判断
◎胸/ハート(感情レベル)
好き嫌い、ワクワクする、などで判断
◎肚/ハラ(魂レベル)
使命感、ビジョン、魂の底から成し遂げたい、などで判断
と、ここまでは自分の身体でも感じることができるので、頭での理解を越え、「腑に落ちて」いました。
実際、好きなものには胸の辺りがキュンとなったり、ワクワク感じて熱くなるし、
「これが自分のミッションかも?」と思えることには、お腹の下の方に力が入って、そこから力がみなぎる感覚もあります。
でも、もうひとつの「アイデンティティレベル」というのが、よくわからないままだったんです。
「魂レベル」ではあんなに力を感じていたのに、確かにお腹でつかんでいたのに、
「アイデンティティレベル」になった途端、あったはずの「熱」が、
フッと消えてしまう…
全身に散ってしまう…
何のことかな?とわからなくなってしまう…
そうなると、
「あれ?じゃあコレは違うのか?」
と、せっかくわかりかけた自分の「アイデンティティ」がやっぱり違うような気がして、再び探してしまう…
実はこの現象は、私だけではありません。
発掘セッションで、その人の一番深いところにある最も強い力や、その人の存在(アイデンティティ)を言語化してお伝えすると、ほとんど全ての人が、
「ピンと来ない」「よくわからない」という反応をします。
最も強い力、誰よりも得意なことは、「息を吸って吐くように」できてしまうから気付かないのはわかるけど、
「アイデンティティ」がなぜ自覚しにくいのか、ずーっと不思議だったんです。
それが何故なのか、なんとなくわかってきました。
たぶん「アイデンティティレベル」は、身体の部位でいうと、
細胞
に、あたる。(仮説です)
だから、身体感覚では感じにくい、というか感じられない。
あー、ここら辺の細胞ね、はいはい……とか無理だもんね。
細胞レベルDNAレベルで、自分という存在「アイデンティティ」が、何かを判断したり行動する、
と考えると、全部が腑に落ちるんです。
「好き!」でも「ワクワク!」でもない、
特別に「熱」を感じるわけでもない、
なぜそれをやってるのかと聞かれても「ん?わかんない」と返事に困る、
それなのに、「なぜか」「つい」「気付くとまた」それをやっているし、それに時間とお金をとても費やしている。
それって、人間はその「アイデンティティ」細胞から出来ているから。
だから、なぜそれをやるのかと問われたとき、
「だって、自分だからね。」
としか、答えられない。
私の場合も、
みんなから「楽しそうにやってる!」と言われるけど、楽しいはずだけど、でも楽しいかどうかわからないのは、私が楽しむことを禁止し過ぎて、センサーが壊れてしまったのでは?
とずっと思っていたけど、どうも違うようです…
人が、「アイデンティティ」を自覚しにくい、ピンと来ない理由は、
細胞レベルDNAレベルで、当たり前だから。
(うわ〜!だから、それを「封じる」必要があったってこと!?……怖っ…)
仮説と言いつつ、この考察、自信あります。