人間の行動には、動機があります。
はっきりと自分でわかっている動機もありますが、
「本来の自分」にとって重要なのは、むしろ自分でわかっていない潜在的な動機の方。
「何故かわからないけどやってしまう」とか「気付くとまたやっている」など、「時間」や「お金」を(無意識に)費やしているモノやこと。
そこに、その人の大切な価値観や動機があります。
人は面白いくらいに同じことを繰り返している。
時期やシチュエーションが違っても、その行動の背景にある動機は同じ。
一見バラバラにも思える行動の背景を探ると、「共通の動機」が見えてきます。
それが「その人ならではの動機」であり、またその人を「その人たらしめる要素」でもあるので、発掘セッションではその「共通項」を見つけることが手掛かりになるんです。
でもまぁ……自分ではなかなかわからないですよね、だって無意識にやっていることなので。だからこういったセッションのサービスが成り立つわけですし。
心の仕組みを一緒に学んだ友人、内藤たみこさん(たみちゃん)の場合は、
「終わらせたい」
「完結して、次(明るく楽しい方)へ向かいたい」
という動機。
そしてそれは、思わぬ形で日常の中で現れたり(暴走?)する、というエピソードをこちらで綴っています。↓↓↓
知っているだけに、彼女がスタンプラリーを必死にやっている姿を想像したら……いや〜、笑ってしまったよ。
(^o^)
特に興味もないはずなのに「何故かやってしまう」その行動。
無意識に人を動かすその「潜在的な動機」は、その人本来の在り方(アイデンティティ)から来るもので、泉から湧き出るような「枯れない熱」が、その行動の燃料になっています。
たみちゃんの在り方(アイデンティティ)は、まさにカウンセラーそのもの。
それも、寄り添って『共感する』とか『癒す』とか『背中を押す』とか、そんなレベルではなく、
それまでの「生」を終わらせる
次へと転生させる
その姿は、まるで「神」
発掘セッションでは、生々しいイメージが浮かんだり言葉が降って来ることがあるのですが(これって実はあんまり言いたくない、だってなんか怪しい感じがするし・・・)、
たみちゃんのときのそれは、「最後の審判」の壁画となぜか?砂地の「アリ地獄」。
彼女の在り方は、喩えるなら「転生させる閻魔大王」なんです。
「もう嫌だ、終わりにしたい、本当に今度こそ変わりたい!変わるんだ!!」という人を、次の生き方へと転生させる、そんな力をたみちゃんは持っています。
そういえば、最近の漫画やアニメは、「異世界転生もの」がすごく多い!
流行っている漫画やアニメには、その時代が表れることがよくあります。
きっと多くの人が、次の「生」、次の生き方(自己実現)を潜在的に感じているのでしょう。
発掘した才能とアイデンティティについて、
「恐れ多くて受け取れない」
と言う方も時折いらっしゃるのですが、
私の方では発掘したその人の宝物(才能、アイデンティティ)については自信があります。
まるで未来を見てきたかのような、すでに「知っている」感覚なので。
いつかその人にとって、最適なタイミングで受け取ることになり、
その力に降参し、他者のためにその力を使うときが来ます。