セッションで、その人の「才能」や「力を発揮しやすい傾向」を探るとき、着目する切り口がいくつかあります。
その中のひとつが、【能動型 or 受動型】という視点です。
「能動型」というのは、自分から積極的に切り込んで行くことで事態が動き、物事がスムーズに展開していくというタイプ。
全く未知のところに、何の手掛かりも人脈もないのに果敢に切り込んでいき、上手くいってしまう・・・というパターンが多い人。
反対に「受動型」タイプというのは、仕事や興味のある分野で、特に自分からアピールしたわけではないのに、なぜか外部からオファーが来たりタイミングよく声が掛かり、それに乗っかるとスムーズに進んでしまう・・・というパターンが多い人。
仕事やプライベートでも、これまでのことを振り返り、自分はどちら側のパターンが多いかな?というのを自覚しておくと、ストレスなく進みやすいと思います。
私の場合は「受動型」で、
なぜかタイミングよく依頼が来たり、
やりたいと明確に思ったわけではないけど、なんとなく興味を持ってそのうち何かの役に立つかなと学んでいたら、誘われて次につながったなど、
そんな傾向がとても強いんですね。
そして依頼が来たときの感覚は「待ってました!」では全然なくて、
なんかわからないけどやった方がいいような気がするとか、
直感で「はい、やります。」と返事してしまったとか、
そんな感じがほとんどです。
「なんかわからないけど」「直感で」
はい、その筋のみなさま(心理系)にお馴染みの「潜在意識」が選んでいる、望んでいる状態ですよね。
そして「受動型」タイプの人にこの話をすると、
「あ~、だからか!」とか、
「そういえば、いつもそのパターンです!」など、
納得感が強いというか、ものすごく腑に落ちるようです。
私と同じ「受動型」タイプの方は、やりたいことや興味のあることを、
「この分野、好きなんです〜。」
「こんなこと、やってま〜す。」
と旗を立てて、淡々と着々と準備していくといいです。
それが本当に「潜在意識」の望んでいることなら、準備がある程度できた頃、ちょうどいいタイミングで思いもしないところから、ある日声が掛かるでしょう。
(ただ待っているだけでは来ません。準備ができるとやってきます。)
そして実際にそれがやってきたら、そして直感的にピンときたなら、
未経験でも怖くても、「えいっ!」と流れに乗っかってくださいね。