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マーケティングと心の仕組みを使って「みんな違って、みんないい」世界へ

「強み」を競合から探る方法

 

自分の「強み」やぴったりの「相手」を、自分以外の誰か(競合)と比較して見つける方法です。

 

これから起業する予定の「まだクライアントがいない」という方や、

「これまでのクライアントさんは、どうも違う気がする」という方、

あらためて自分の立ち位置、ポジショニングを考えたい方にもお勧めの方法です。

 

 

前回の記事 で紹介した「3つの項目」を使います。

 

 

1. 相手のニーズは何か

ここはしっかり把握しておく必要があります。

ぴったりの相手は過去の自分のことが多い ので、まずは過去の自分自身を振り返ってみます。

あのときの自分は、何を望んでいたのか、何に困っていたのか、どうなりたいと願っていたのか、本当の本当に心の底からほしかったものは何か。

必ず言語化しておいてくださいね。

 

 

2. 競合は誰か

「過去の自分」「あのときの自分」が、今ここにいるとして、次のように質問してください。

「今、もし私がいなかったら、代わりにどこに行きますか?」

 

そして、過去の自分の目線で、探してみてください。

たいていご近所に、同じような価値を提供している『代わり』がいるはずです。

 

ご近所というのは、例えば、

同じメソッド、ツールを使っている仲間とか、

同じ人から何かを学んだコミュニティとか、

共通の趣味でつながったグループなど。

 

「類は友を呼ぶ」ので、自分の周りを見ていくと、

その中の友人、友人の友人、友人がお世話になった人、知り合いがお勧めしている人など、

つながりを辿れば「この人!」という人が、ほぼ見つかります。

 

 

そして、見つかったその『代わりの誰か』と、今のあなた自身を比較してみます。

 

「比較する」というのは、どっちが優れているとかそんなのではなく、

「共通する要素」と「違う要素」を明らかにするということ。

 

自分が持っているものと『代わりの誰か』が持っているものを、次の要領で具体的に書き出していきます。

 

 

◇ ハード資源とソフト資源に分解する

【ハード資源】

目に見える設備などの「要素」です。

カウンセラーやセラピストのあなたなら、「専用のセッションルーム」がこれに該当します。

 

建築家のあなたなら、自宅やオフィスでの「打ち合わせスペース」ですね。

そこに保管している素材サンプル等の他、模型や写真、図面等の資料も。

そしてこれまでに手がけた建物も、実際に目で見られるものなのでハード資源と解釈していいと思います(あなたの所有物ではないですけど・・・)。以前の建て主やオーナーさんで見学に協力してくださる方がいたら、とても有り難いですね。

 

「専用のセッションルーム」「打ち合わせスペース」が無く、いつも「レンタルルーム」を使っているという場合も、それは決して「弱み」ではないです。

持っていないということは、軽やかにどこにでも行けますよ!ということなので。

 

 

【ソフト資源】

目に見えない「要素」全て、こちらに該当します。

知識やスキル、ノウハウ、経験、資格、免許、空気感など。

 

カウンセラーやセラピスト、コーチ、コンサルタント、建築家など、

「知識や経験、プロセスなどを経て身につけた『知恵』を活用する」ナレッジワーカーにとっては、ソフト資源が特に重要になります。

 

 

◇ ソフト資源をさらに分解する

自分と『代わりの誰か』が持っているソフト資源を、次の要素に分けて書き出します。

 

◎知識、スキル、ノウハウ、資格など身につけてきたもの

肩書きとして書けるものですね。

『代わりの誰か』と共通の要素が多いところかもしれません。

 

◎人脈や外部とのつながり

協力者や協力団体、仲間、コミュニティ、メンターの存在、卒業した学校など、自分以外のつながり全て。

 

◎自分そのものの要素

性格、雰囲気、容姿、元々の資質や傾向、価値観や信念、世界観、『観』の背景となった過去の経験、~~歴、醸し出すエネルギーや空気感など。

 

 

↑ これらを自分と『代わりの誰か』それぞれに書き出して、

「共通する要素」「違う要素」を拾って整理します。

 

 

 

3. 『代わりの誰か』ではなく、自分を選ぶ理由を見つける

「過去の自分」「あのときの自分」に、次のように質問してください。

「では、その『代わりの誰か 』ではなく、今の私を選ぶとしたらなぜですか?」

 

 

特に「2.」のソフト資源で拾った項目から、「違う要素」に着目してみます。

すると・・・・・・見えてくるはずです、今の自分の「強み」が。

 

『代わりの誰か 』には提供できないけど、自分には提供できる価値。

『代わりの誰か 』には難しいけど、自分なら息を吸って吐くように簡単なこと。

 

そして、「そこがいいんです!」と言って選んでくれる「相手」がどんな人なのかも。

  

 

自分自身を様々な要素に分解し、さらに他者と比較することで見つける方法です。

 

客観的な視点で「違い」にフォーカスするので、自分がくっきりします。海外に行くと日本の良さがわかるのと同じですね。

 

今まで気付かなかったものを発見できるかもしれません。

ぜひ、お試しくださいね。

 

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ハード資源とソフト資源の詳細については、こちら↓

「お客さまには「うれしさ」を売りなさい 一生稼げる人になるマーケティング戦略入門」 

青春出版社/佐藤 義典 (著)