強みと熱の見つけ方、続きです。(どこまで行くんでしょう・・・)
今回も自分でできる方法ですが、前回の「自分ヒストリー」と違い、隙間時間にできるとても簡単なもの。
自分が持っているものを、
「私は、~~という事実(要素)を持っている」
と、ひとつひとつ洗い出していく作業で、私は「I haveのワーク」と呼んでいます。
スキルや経験だけでなく、価値観、趣味や興味があること、好きな本や映画、お気に入りのお店、タレントさん芸人さんに至るまで、
「〜〜のスキルを持っている」
「〜〜の経験を持っている」
「~~というこだわりを持っている」
「〜〜が好きという事実を持っている」
と、客観的な事実としてとらえ書き出していきます。
やりたいことがあるけど、未経験という場合には、
「〜〜をやりたいという気持ちを持っている」
「〜〜の経験がないという事実を持っている」
というように、「経験がない」も事実のひとつとして書き出します。
「経験がない」という事実は、それだけではマイナスでもなんでもなく、
「先入観がない」「しがらみがない」ことから、自由な発想ができたり軽やかに動けることにもなるからです。
この「I haveのワーク」では、
◎その事実(要素)をジャッジしない
◎客観的な事実としてとらえる
というのが大事なポイントになります。
他にも、「〜〜で生まれ育った」とか「左利き(右も)」「兄弟がいる」「一人っ子」「結婚している」「独身である」「離婚経験がある」「子どもがいる」などや、
「男性」「女性」「LGBTQ」なども、持っている事実(要素)として拾います。
兄弟がいる人には一人っ子の気持ちはわからないし、右利きには左利きの気持ちはわからない。
離婚経験のない人は、ある人の気持ちがわからないからです。
それらも「自分」という人間を形成する大事な要素なので、ひとつひとつ丁寧に拾い出していきます。
「強み」「得意なこと」「人より優れていること」を探そうとすると、いくつか書いたところでパタッと止まってしまうのですが、
「持っている事実」ならたくさん書き出すことができますよね。
思いついたときにメモして、たくさん集めてくださいね。目標は100個。
エクセル等で一覧表を作るのもお勧めです。
そして集まった中から、
◎特にこだわるもの
◎これだけは譲れない、と思うもの
◎見ただけで、ワクワクしたり楽しくなるもの
◎見ただけで、お腹の辺りにエネルギーを感じるもの
◎つい時間やお金を使ってしまうもの
を、ピックアップして下さい。
それらが、あなたの強みを生み出す大切な要素になります。
強みと熱を見つける方法は他にもいろいろあるのですが、
すでにある程度見つかっていて、
「で?次はどうしたら・・・?」
という人も多いので、次回はこの次のプロセスについて紹介します。
次のプロセスはこちら ↓↓↓