「自分は何者か」を自覚し、それを外に表現していく、いわゆる「自己表現」の過程にいるとき・・・
それをしていると、「アンチ」がやって来ることがあります。
「自己表現」したくても出来ずに踏みとどまっている人は、それが来るのが怖い・・・という理由も多いのではないでしょうか。
誰だって、批判されるのはイヤですもんね。私も、やだ。
では、なんで、「アンチ」が来るんでしょうか?
それは、
影響力が強くなったから。
それまでの、身近な波長の合う、心地よい人たちと一緒にいる世界から、
さらにその外へと、
影響力がはみ出して行くようになったからなんです。
それまでの枠を越えて、影響を与えることができるようになった、
一段ステージが上がった、と言えるのかもしれません。
自分を理解してくれる人たち、一緒にいてリラックスできる人たちの間で「自己表現」しているときは、
みんなが応援してくれるから、「アンチ」は基本、存在していないんですよね。
類は友を呼ぶってやつです。
でもあるとき、どこかからやってくる・・・
それは、自分のいる世界の外から。
そして、他者を批判する行為って、ものすごくエネルギーを使います。
イヤなら黙って立ち去ればいいだけなのに、わざわざ「批判」と言う行動に出るわけだから、その人の中で大きくエネルギーが動いています。
そのエネルギーを使わせるほどに、「影響力が強くなった」ということなんですよね。
「アンチ」が来たら、影響力が強くなり、世界が広がるサイン。
なので私は、「アンチ」が来た人には、心の中で「おめでとうございます。」と言っています。
そのときにどうするかも、もちろんその人の自由。
「アンチが来ないように、心地良い世界の中だけで表現して生きていこう」
というのも良いし、
「キターッ!ステージ上がるぜ!」
と、ますます自分を盛りたてていくのも良いです。
自分だったら?と考えると、やっぱり私は後者を選択したいなあ。