見たい景色を、自分に見せてあげよう・・・
それだけを自分自身に約束して、新たな冒険の旅に出た。
目的地もわからず、地図も持たないまま、
「心の羅針盤」だけを頼りにゆらゆら流れて旅をしてきた。
頑張るのをやめて、
自分を否定するのをやめて、
他の誰かになろうとするのをやめて、
頭(思考)で損得勘定するのをやめて、
感覚に従って、感情を大事にして日々を過ごしてきたら・・・
気付いたら、どこかの島にたどり着いていた。
あれ?ずっと流れてる感じだったのに、いつの間に上陸したんだろ、私?
たどり着いた島は光あふれる天国でもなければ、お花畑でもない。
ゴツゴツした岩や、深い森がずっと奥まで広がっていて、
森に分け入っていく前に、とりあえず持っている武器や装備を確認しようと思ったら・・・
何にも持ってなかった。
あるのは「感覚」だけ。
どうやって新天地で生きていこうか…
愕然と立ちすくむ…
(-_-)