昨日、職場で、届いていた封書を開けたときのこと。
「あ、請求書だな~」といつものように処理しようとして、手が止まってしまった。
お堅いはずの請求書が、びっくりするくらいに斜め!
きっとプリントアウトするときに、曲がってしまったんでしょう。
よくあることです。
しかし、これだけ斜めに印刷されたのをそのまま出すの?
というところにびっくりで、しばらく固まってしまったのでした。
気づいていなかったのかな?とも思いましたが、会社の印はまっすぐ捺印されているので、
この斜めの請求書でOK!
という判断だと思います。
(ちなみに、誰もが知ってる大手企業)
以前の私ならおそらく、
「何よ、失礼じゃない!」とイラッとしたり、
「大手のくせに、この程度・・・」と斜に構えたり(こっちも斜めだ)、
気分を害していたと思うのですが、
今の私にはそんな感情は全くなく、
おおっ!こんなの、初めて見た!
( ゚ ω ゚ ) ! !
と、新鮮な気分。
きちんとしなければ、
ミスのないようにしないと、
失礼のないように、
ちゃんとしなければ、
を、たくさん持っていた頃に比べて、こんなにラクなんだな~と、
斜めの請求書を見ながら、あらためて自分の変容ぶりに気づいたのでした。
「~~しなければいけない」←義務
「~~してはいけない」←禁止
は、自分の行動を制限してしまう「思い込み」のツートップ。
「ここまではOKだけど、これ以上先に進んだらダメ!」
と自分の動ける範囲を限定してしまうんですね。
だから「~~してもしなくても、どっちでもいい」になると、自由に動けるようになる。
自分もラクだし、相手のことも責めなくなる。
「どっちでもいい」は、決して「どうでもいい(興味がない)」ということではなく、
「どっちも尊重、どっちもOK」なんですね。
よく言われる「ニュートラル」な状態ってこういう感じなんだな~と、感覚でつかめるようになってきたのが嬉しい。
だからといって、自分も斜めの書類を送るなんてことはしないけど、
(私はまっすぐの方が気持ちいいし)
「何、これ(イラッ!)」よりも
「何、これ、ウケる!」
ヾ(●^▽^●)ノ
の方を選択している、そんな自分に気づいた出来事でした。