自分の「強み」「得意なこと」「熱」がわかったら、次は何を…?
次は、
「そこがいいんです!」
「だから、あなたがいいんです!」
と言ってくれる相手を探します。
この相手というのは、ビジネスだと「お客様」「クライアント」のこと。
強みや熱が見つかってくっきりした自分の姿と同じように、
くっきりしたお客様像、クライアント像を見つけます。
具体的なやり方は、次の3ステップ。
1.自分の持っている事実(要素)を書き出す (特に重要なものを)
↓
2.それを「強み」に解釈して書き出す
↓
3.「そこがいい!」と言ってくれる人を探す
というシンプルなものなんですが、簡単ではないです。(単純 ≠ 簡単)
特に自分自身を自分でやるのが、何より一番!難しいんですよ。
なので、自分以外の事例で見てみましょう!
【カラオケ店の場合】
1.カラオケ店の持っている事実(要素)を書き出す
・機材とか配信する音楽とか、他にもいろいろ
↓
2.それを「強み」に解釈して書き出す
・大音量で歌ったり騒いだりできる、という定番の他にもいろいろ
↓
3.「そこがいい!」と言ってくれる人を探す
・仲間と歌ってカラオケを楽しみたい人、という定番の他にもいろいろ
このステップで考えて書き出していくと、
カラオケ店 → カラオケをやりたい人
というド定番以外にも、「そこがいいんです!」の相手が見つかります。
それがこちら ↓↓↓
快適に過ごせる設備や、ゆったり座れるソファーがあって、
ドリンクも頼めるし(持ち込みOK!のところも)、
電源やWi-Fiまで当たり前にある・・・
そして何より当たり前なのが、「防音」という事実。
楽器を持ち込んで練習したい人や、会議をしたい人、オープンな場所ではちょっと話しにくい内容を相談したい人など、
「そこがいいんです!」
という人が見つかりましたよね。
特にお客様の少ない平日昼間に、
「会議室としてビジネス利用しませんか?」
という用途提案をしているカラオケ店もあります。
実際、私も以前にカラオケ以外の目的で利用したこと、あります。
子どものPTA関連の作業をするのに、大きなテーブルにたくさんの資料を並べて、子育ての話などをママ友に聞いてもらいながら、快適に過ごすことができました。
子育て中のお母さんにとっては、子どもの話(学校とか先生とかお友達やママ友)って、近所のカフェなどでは話しにくいんです。誰が聞いてるかわからないしね。
(後から、1曲くらい歌えばよかったねという話になりました)
この3ステップで重要なのが、
「持っている事実(要素)」と「強み」は別
ということ。
持っているだけなら、それは強みでも何でもなく、
「そこがいいんです!」「だからこそ、嬉しい!」
という相手が見つかって、初めて「強み」になります。
あなたが持っている事実(要素、資質)が、
強み(相手にとって嬉しいこと、相手に提供する価値)を生み出します。
誰にどんな価値(嬉しいこと)を提供できるのか、( ← 得意を使って)
また提供したいのか、( ← 熱を使って)
ぜひやってみてくださいね。
以下、ダウンロードできるようにしました。
どうぞご利用ください。
で、相手が見つかったら次はどうしたら?
それは、また次回に。
次のプロセスはこちらです ↓↓↓
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