強みと熱の見つけ方、その続きです。
今回も、自分でできる方法で、その名も「自分ヒストリー」。
ビジネス系の講座でも、「経験の棚卸し」と呼ばれてよく使われるやり方です。
自分のこれまでの行動を振り返り、時系列で書き出していくのですが、
まるで自分史を作るような壮大な作業になるため、私は「自分ヒストリー」と呼んでいます。
具体的には、こんな感じのテンプレートを作って、↓↓↓
◎いつ、何をやったのか、具体的な経験や仕事(作業)の内容など。
◎それによって得たものや気づいたこと。(スキル、資格、人脈なども)
◎その経験で、誰にどんな貢献ができたのか。(お客様に対して、会社やコミュニティに対して、それぞれに)
◎その他、今から振り返って思うことや、周囲の人たちとの関わり方はどうだったか、またその後に変化があったことなど。
↑ これらを思い出し、書いていきます。
かなりまとまった時間が必要な作業です。
ゆっくり時間が取れるときに、お気に入りのカフェなどでやってみることをおすすめします。(数日、通うことになるかも)
家でやろうとすると、「洗濯物が」とか「干し椎茸、戻しとこう」とか、どうしても雑念が入る…(あ、私だけ?)
仕事編、プライベート編と、シートを分けてもいいですね。その方が書きやすいかもしれません。
この「自分ヒストリー」は、特に30代半ば以降の人におすすめな方法です。
そのくらいの年齢になると、すでにいろんな経験を積んでいるので、パターンを見つけやすいんですね。
◎どんなときに上手くいって、
◎どんなときに上手くいかなかったのか、
それぞれに、その共通点やパターンを拾ってください。
また、
◎「頑張った」「努力した」と思えるもの
◎「夢中だった」と思えるもの (← 熱があるところ)
これは 感覚的に別物なので、どちらに当てはまるのかを思い出してください。
こうして共通点が見つかると、
自分は何が得意で、どこに熱があって、
何をすると成果が出やすいか、
そのためにはどんな環境を整えたらいいか、
誰に手伝ってもらうといいのか、
また、どんな条件だと上手くいかないのか、
何を避けたらいいのか、などもわかってきます。
さらに、それらの行動に共通の「動機」が見つかったりします。
「動機」「なぜ、それをしたのか」には、
自分という人間を支える「信念」「価値基準」「願い」が表れています。
子ども時代の覚えている事柄からスタートしてもいいし、
または最近のことから書き始めて過去に遡っていっても、どちらでもかまいません。
書き終える頃には、壮大な自分のストーリーができていて、
「私って、こんなに頑張ってきたんだ」
「ここに自分の願いがあるんだ」
と、自分を愛おしく感じられるはずです。
見つけ方、まだまだ続きます。
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