昨日、ブログのタイトルを変更し、自分という人間がいったい何者なのかを宣言してみました。
・・・ちょっと怖かったけど、よくわからない勢いとノリで・・・(^_^;)
「何者なのか?」っていうと、とても抽象的でつかみにくいので、
意味がわからん・・・という場合は、
「何屋になりたいの?」
と、自分に質問を投げてみるといいと思います。
「自分は下駄屋をしている」と思うと、
下駄が売れなくなると、つぶれてしまいます。ところが、「自分は履物屋(はきものや)なんだ」と思えば、
靴を売ればいい。
だから下駄が売れなくなってもつぶれない。
↑ 有名な実業家の、斎藤一人さんの言葉です。
すごくわかりやすい喩えで、本質を伝えて下さっています。
他にも事例を挙げると、例えば、アメリカの鉄道会社の場合、
1830年:最初の蒸気機関車(以後、蒸気機関車による鉄道が広まる)
1900年頃:全盛期(旅客輸送では、国内輸送シェアの9割)1930年以降:急速に衰退
↑ なぜ衰退していったのかといえば、
誰しも想像に難くない、車や飛行機に取って代られたから。
もしも「鉄道事業」ではなく、「輸送事業」であると定義できていたら、
いち早く時代の流れをつかんで、輸送のための別の「手段」を選択できたかもしれません。
樹で表すと、
「手段」は、生い茂る樹木の部分。(目に見える部分)
「定義」は、根っこの部分。(地面の下にあるから、見えない)
「自分は何屋になりたいの?」
というのは、自分自身の定義、つまり「自分は何者か」につながる質問です。
そしてこの定義は、どんなに時代が変わっても変わることのない不変のもの。
だからこそ、時代が大きく転換している今だからこそ、
つかんでおきたいと思うのです。