自分の可能性を広げたり目の前の問題を解決するために、自分の内側に答をもとめるセッション。
カウンセリングやコーチング、コンサルティングなどの、自分掘り起こし系のセッション。
それって、諸刃の剣ですね。
未知の自分に気づいたり、忘れていた大切な自分に再会できたりもするけど、
これまでもがいてきたことが、「自分以外の何か」になろうとしていたことだとわかったり、
手に入れたくて必死に頑張ってきたのに、その要素、その力は自分にはなかったと、残酷な答を突き付けられることもあります。
例えば、アーティストとして創作活動をして生きていきたいと願っていた人が、
セッションを受けてみたら、0から1を生み出す力が自分にはなかったことに気づいてしまう……そんなことだってあります。
もちろん、そこで「じゃあ、どうするのか」は、その人の自由です。
今まで頑張ってきたこともきっと何か意味があるはずと、前向きに受けとめて方向転換してもいいし、
もう少し続けたなら生み出せるようになるかもしれない、まだ途中にいるだけなんだととらえ、さらに頑張ってみるのもいいと思っています。
以前お世話になったカウンセラーさんが書かれているこの記事「鮎の一生」が、そんな旅のプロセスをわかりやすく表現しています。
人は必ずしも最短ルートでゴールに向かわなくても、
遠回りでもそのプロセスを楽しめれば、
何か足跡を残せたり、道すがら出会った人たちとのご縁が宝物になったりして、
「いい旅だったなあ」
と振り返ることができ、そしてまた新たなゴールへと向かうことが出来るのでしょう。
だからどんなプロセスでも大丈夫。
その人にしかできない「旅」に、私は興味と敬意を持ってセッションに臨み、
出てきたものをそのままストレートにお伝えしています。たとえそれがその人の欲しい答えではなかったとしても。
私が提供しているセッションは、「最短ルート」を表現するので、
転機にあって、今までの自分はどうも違うかも?と薄々気づいていて、
魂からの願いがわかったなら持っているものを手放してもいいと、ある程度覚悟もできている人、
そんな人に、特に向いています。
※2021年6月より、セッションの名称を変更いたしました。